WAPROLUX
世界一流ブランドが挙って使用した150年の歴史を誇る名門タンナー:カールフロイデンブルグ社の職人が、その技術と哲学を残すべく立ち上げた、ドイツのタンナー:ワインハイム社。長い歴史の中で培われた革作りのノウハウが詰め込まれたレザーは、上質にして上品な雰囲気に満ち溢れています。この鞄に使われているワープロラックスは表面に型押し加工を施したクロム鞣しのカーフレザーで、ソフトな感触でありながらも独特なコシがあり、発色が良く、傷が付きにくく、色落ちもしにくいことが大きな特徴です。
本来、傷や染みとは無縁である代わりにエイジングしにくいというクロム鞣しの革ですが、ワインハイム社独自のレシピと仕上げ加工により、傷や染みを退けつつも、使い込むと“ゆったり”としたスピードで光沢が出てくるという、経年変化も楽しんで頂ける逸品素材です。
豚革を使った贅沢な内装
内装には贅沢に豚革を使用。内装を生地にする場合とは異なり、豚革の厚みと表革との 絶妙な厚みの調節が必要となり、割り・漉き作業等、職人技を駆使したつくりとなっています。
美しいシルエット
横マチがロケットの様な独特なフォルムのビジネスバッグ。スマートなフォルムながら特殊なマチ構造により、収納スペースが広く、三方開き仕様で大きく口が開くのが特徴です。
この独特なフォルムとマチの構造は、日本でもトップクラスの職人が高度な技術を駆使して仕立てています。一般的な平ミシンや、横からアームが出ている腕ミシンではなく、ポストミシンと呼ばれる、底から縦に棒状のアームが突き出た特殊なミシンで、通常のミシンでは縫製する事が不可能な3次元的な立体縫製で仕立てています。
その操作性は通常のミシンと比べ非常に難しく、不安定な条件での縫製とるため高度な縫製技術が必要とされます。更に製作する革や形状に合わせて、職人自らがミシンの押さえなどのパーツを精巧に削り、調整する必要もあります。
随所に隠された職人の力
FUJITAKAの最高級ラインFUJITAKA GALLERY 名巧のワープロラックスを使った、ロケット型のA4ビジネスバッグ。